青い胡蝶蘭、世界初公開 来月から海洋博公園
会見で青い胡蝶蘭の写真を披露する沖縄美ら島財団の
上原俊次常務理事(写真右)ら=25日、県庁
世界で初めて花をつけた青い胡蝶蘭(こちょうらん)が、2月2日から11日まで本部町の海洋博公園・熱帯ドリームセンターで一般公開される。公開も世界初。沖縄美ら島財団が25日に県庁で発表した。
胡蝶蘭は、花弁に青い色素を作る遺伝子がなく、これまで生産者や愛好家がいくら交配に取り組んでも青色の花はできなかった。昨年、千葉大の研究チームが、遺伝子組み換え技術を使って、ツユクサから取り出した遺伝子を送り込み咲かせることに成功した。
今回は、沖縄国際洋蘭博覧会と、アジア各国で3年に1度開かれ沖縄では初開催となるアジア太平洋蘭会議・蘭展の特別展示として、6株を千葉大から沖縄へ運ぶ。
沖縄タイムス