オスプレイ、宜野座城原で最高値98デシベル
【宜野座】オスプレイ2機が米軍キャンプ・ハンセンの離着陸帯(ヘリパッド)周辺で飛行訓練を実施した25日午前10時5分、隣接する宜野座村城原区で98・9デシベル(電車通過時の線路脇に相当)の騒音を記録していたことが分かった。
琉球大の渡嘉敷健准教授(環境工学・騒音)が同区の民家に設置した騒音計で計測した。今月15日の計測開始以降、最も大きな数値だった。
オスプレイ2機は25日午前10時ごろから約35分間にわたり、ヘリパッドで8回ほど離着陸し、集落上空で旋回を繰り返した。その間、民家では90デシベル以上の騒音が断続的に計測された。
同区の大嶺自孝区長らは訓練の即時中止とヘリパッドの撤去を求めて、28日に沖縄防衛局に再抗議する。
沖縄タイムス