沖縄一周駅伝大会で
宮古島市女子初優勝、総合3位
【那覇支局】
県知事杯第36回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会 (主催・沖縄陸上競技協会) 最終日は27日、 国頭村役場から奥武山陸上競技場までの14区間130・1㌔のコースで行われた。
宮古島市は2日間の合計タイムが16時間56分48秒で、 総合3位に入った。 女子の部 (5区間) では、 1時間24分26秒の記録で同市が初めての栄冠に輝いた。
初日3位の宮古島市は2日目前半、 10位でたすきを受けた18区の香村大貴 (宮高)が猛追し、続く19区の瑞慶覧伸哉(同)が区間新の走りでトップに躍り出た。 20区の黒島昌樹 (宮古特別支援学校) は先頭を維持したが、 21区では3位となった。
後半22~26区までの女子区間では、 6位でたすきを受けた最終26区・仲間千華 (愛知電機) が区間新の力走で5人抜き。
再び首位に浮上した。
宮古島市は29区を終えた時点で1位だったが、 最終30区で4位に後退。 総合で3位入賞を果たした。
圧巻の走りで女子優勝に導いた仲間は 「みんなが良い位置でたすきを持ってきてくれたので、 前だけを見て走った。
自分の役割を果たせたことは良かったが、 (総合) 3位という結果は去年より順位が下がっている。 来年は優勝を目指して頑張りたい」 と意気込みを語った。
本村邦彦監督は 「2日間を通じて、 高校生の若い力が活躍した。 女子の優勝は狙い通り。 これまでは一般の長い区間を走る選手が足りなかったが、 来年は高校を卒業する選手たちが一般で出場し、 優勝できると期待している」 と話した。
総合優勝は八重山郡。 3年ぶり2度目の頂点となり、 2日間を通じた記録は16時間45分2秒だった。 2位には16時間45分23秒の国頭郡が入った。
宮古新報