資産家夫婦殺害事件、宮古潜伏で住民に衝撃
東京都中央区銀座在住の資産家夫婦が先月上旬から行方不明となり、 2人と見られる遺体が埼玉県で見つかった事件で、 警視庁は29日、 死体遺棄容疑で逮捕状が出ていた40歳代の男の身柄を宮古島市内で確保した。
男は午後6時50分に宮古島署から宮古空港に運ばれ、 午後8時10分発の東京行きの飛行機で移送された。
また一部報道では、 現在も数人が宮古島市内で逃走しているものと見て警視庁が捜査を進めているとの情報もあり、 住民に不安が広がっている。
男は昨年12月上旬に、 男数人と共謀して2人の遺体を埼玉県内久喜市の更地に遺体を埋めた疑い。 警視庁は死体遺棄の疑いで男数人の逮捕状を取っている。 男の容疑が固まり次第逮捕する方針。
また同日午前11時半ごろ、 宮古島警察署から犯人潜伏に関して宮古教育事務所に情報の提供があり、 同事務所から各校校長宛に 「凶悪事件に関わる容疑者2名 (男性2名) が宮古島市内に潜伏中とのことです」 と緊急・注意を呼びかけるFAXが送信された。
各校では生徒たちに 「下校などはできるだけ、 友達同士誘いあって帰宅すること」、 「人通りの多い道、 夜間は街灯が設置された明るい道を歩く」、 「塾帰り等の迎えがある場合は、 建物内で待機し、 保護者の到着を待つ」 などと防犯対策を校内放送などで呼びかけたという。
宮古新報