[フランス]長寿の島に関心 パリで沖縄特集
「長寿の島の食と飲み物」とあって来場者に好評だった
沖縄家庭料理試食会=フランス・パリ
【久高泰子通信員】
パリの中心商店街オペラ通りに近いシンコ会場で、11月26日~12月1日、ジパング日仏交流協会が主催する恒例のフェアに沖縄が招待された。県産業振興公社と提携し「沖縄特集」が開催された。
沖縄ブースには3年前から仏国や欧州に紹介、販売している「トウキ」社のシーサーと知花花織の小物が販売された。
沖縄観光ポスターを展示し、ガイドブックの仏版も配布された。
パリJTB社は沖縄旅行企画の案内をした。
地下会場では沖縄観光案内の映像と沖縄音楽が流れた。
初日は沖縄家庭料理試食会があり、うるま市出身で野村流三線師範の伊波正博氏がゴーヤーチャンプルー、ヒラヤーチーなどを提供。泡盛の試飲もあった。
「長寿の島の食と飲み物」という事もあって、興味深い質問が飛んだ。
その後仏国メディアで沖縄長寿の解説をしている栄養治療学創立者で、沖縄に関する著作もあるジャンポール・キュルティ氏らが「沖縄食効果」に関する講演を行った。
週日の昼間には沖縄の映画も上映。最終日の夜も伊波氏調理の沖縄食の試食会とパリチュラウトゥ三線会の演奏があり、
参加者も交えにぎやかなカチャーシーでイベントを閉じた。
沖縄タイムス