インゲン出荷本格化 年間15トン、1500万円目標
昨年12月中旬から始まっている島内産インゲンの出荷が本格化している。
今期のインゲンは農家8人が合計約1ヘクタールで栽培。実の大きなビックリジャンボを中心にグリーンワンダーとの2種類が栽培され、本土市場に出荷されている。
JA八重山地区営農振興センターの担当職員によると、現在は1日約200キロ程度の出荷で、価格は2キロ入り1箱1500円~1700円で取引されている。
2月上旬のピーク期には1日1トンの出荷が見込まれ、価格も1800~1900円への上昇が期待できるとしている。
市内白保のハウス約10アールでインゲンを栽培している豊里友吉さんは「12月15日から出荷しているが、昨年よりは出来が良い。値段もまあまあ。
一括交付金で輸送費が補助されるので助かる」と話した。郡内のインゲンの収穫は5月まで続き、年間で15トン、1500万円の販売を目標にしている。
八重山毎日新聞