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「まちなかバス」試運行(宮古島・沖縄)

2013年2月5日 - スタッフ公式
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「まちなかバス」試運行、市民ら買い物などに利用
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 宮古島市は、 4日から市内の一定のコースを循環するコミュニティバス 「まちなかバス」 の実証試験運行を始めた。
南、 北、 空港線の3コースで行われており、 初日から買い物客など市民らが利用している。 この運行の結果は伊良部大橋開通後のバス路線のあり方を探りながら、 将来の宮古島市の交通体系を考えていく基礎資料とする。 乗車は無料で17日まで。 市では多くの利用を呼びかけている。
 コミュニティバスは、 交通空白地帯などで住民の移動手段を確保するために自治体が運行するもので、 全国各地で導入されているという。 同市では、 バス対策協議会 (議長・長濱政治副市長) を設置し、 地域住民の生活交通の確保などのための 「生活交通ネットワーク計画」 の策定を進めている。
 初日の午前10時30分発の 「南ルート」 のバスには高齢者、 小学生、 「公共マナーを守る体験」 をする花園幼稚園児と保育士らが乗り込んだ。 バスはスムーズに運行し、 イオンタウンでは小学生が降りたあと男性が乗車し、 市役所平良庁舎で降りた。
 80代の女性は 「新聞を見て、 体験しようと乗った。 普段の買い物では遠いスーパーにはタクシーを使っており、 このようにバスが走ると助かる」 と話した。 平良庁舎で降りた男性も 「とてもいい試みである」 と歓迎していた。
 実証試験運行の時間は午後1時台を除く、 午前8時から午後6時までで、 「南ルート」 が毎時30分、 「北ルート」 は同0分に市役所平良庁舎、 「空港線」 は毎時30分に宮古空港、 同0分に平良港をそれぞれ出発する。
 コースは 「南ルート」 が市役所平良庁舎前を出発し、 マティダ市民劇場―公設市場前―サンエーオリタ―岡村歯科前―宮古野球場南―おおはらクリニック前―運輸事務―徳洲会病院北―イオンタウンマックスバリュ―もりお歯科―共和マンション―奥原ストアー―むつみ薬局前―宮古高校東―宮古郵便局北―宮古病院―サンエー前―北給油前を結ぶ。
 「北ルートは」 は市役所平良庁舎前を出発し、 八千代バスターミナル―西仲団地―北保育所―北県営団地―花園幼稚園―東小―市陸上競技場南―宮古工業高校前―東団地北―かねひで入口―もりた歯科―宮古郵便局北―宮古病院東―のひなアパート前―ジロー工業前―福祉保健所前―サンエー北―北給油所前を通過する。 また 「空港線」 は平良港―市役所平良庁舎―サンエー前―宮古病院―宮古空港を結んでいる。
    まちなかバスに関する問い合わせは、
     市商工物産交流課 (73・2690)。
 宮古新報

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