ロシア空手家 本場沖縄で稽古
ロシアからの劉衛流門下生が日本代表メンバーらと
稽古に励んだ=浦添市民体育館
空手道・劉衛流でロシアから来た門下生の8歳から50歳代まで32人が3日までに沖縄入りし、日本代表メンバーの喜友名諒(沖縄国際大)らと合同稽古に励んでいる。
劉衛流龍鳳会会長の佐久本嗣男氏らに指導を受けながら、9日にうるま市である沖縄劉衛流選手権大会に出場するため、12日まで浦添市民体育館などで汗を流している。
ロシアに3カ所ある劉衛流の道場の一つで師範をしているモクリャコヴ・ヴラディミールさんは、「トップアスリートと一緒に稽古できて幸せに思う。楽しいです」と声を弾ませた。
模範演武の披露や指導をした喜友名は「子どもでも基本がしっかりできていて、びっくりした。一生懸命打ち込む姿を見て、本場にいる自分たちももっと技術を磨いていかないとと思った」。
佐久本氏は「伝統空手の本質を教えていきたい。交流を深めながら思い出になれば」と話した。
沖縄タイムス