FC琉球、鳥栖と練習試合1-4
サガン鳥栖の選手と競り合うFC琉球の
棚橋雄介(手前右)ら=読谷村陸上競技場
日本フットボール(JFL)のFC琉球は6日、読谷村陸上競技場で、昨季J1で5位のサガン鳥栖と練習試合をし、1-4だった。
ミスから4失点したが守備を崩される場面はなく、薩川了洋監督は「選手の体力面は順調」と、3月10日の開幕戦に向けて手応えを見せた。
琉球は鳥栖に対して、全体的に下がり、人数をかけて守備。速さや強さでは劣ったが、体を張って守った。簡単なパスミスで4失点したが、新加入のDF伊藤竜司などが、強く当たって守り決定機はつくらせなかった。ボランチで90分出場した國仲厚助は「ミスは反省材料だが、守りは通用した」と納得の表情。
しかし攻撃に関しては、攻め手を欠きチャンスをつくれず。前にパスをつなげずシュートを打てず課題を残した。
薩川監督は「まだ戦術の確認はしていないので、攻めきれないのは仕方がない。今は土台づくりの段階で、これからチーム戦術を植え付けていく」と、12日から本部町で始まるキャンプで、本格的に戦術練習をする考えだ。
沖縄タイムス