新1年生に胸ワクワク 園児と父母の集いにぎわう
第29回もうすぐ1年生園児と父母の集い(八重山毎日新聞社主催)が9日午後2時から、石垣市民会館大ホールで開かれ、郡内の保育園や幼稚園に通う園児と保護者など約1000人が参加した。真喜良小学校の大兼和佳子校長が入学前の心得を話したほか、くにぶん木の会(登野城ルリ子会長)の○×クイズ、クラウンにんにんのバルーンアートやマジックショー、お楽しみ抽選会など多彩な催しがあり、親子が4月から始まる新生活に胸を膨らませた。
大兼校長は音読集会や入学式などの行事、マスコットキャラクター「キラリン」を紹介。
園児らに頑張ってもらいたいこととして▽あいさつをしっかりする▽履きものをそろえる▽「はい」と返事をする▽整理整頓、後始末▽「ありがとう」を言うなど10の約束を挙げ、園児らがキラリンに続いて復唱した。
保護者には▽早寝、早起き、朝ご飯▽家族だんらん▽自分のことは自分でなどを呼びかけ、「親が育てたように子どもは育つ。褒めて育てていこう」とアドバイスした。
2部はくにぶん木の会のメンバー6人による「○△□何ができるかなお楽しみ」で幕開け。○△□がいろんな形に姿を変える様子に子どもたちは興味津々。生活習慣や交通ルールなどに関する○×クイズも行われた。クラウンにんにんのショーでは、普段見られないマジックやバルーンアートに園児らが大はしゃぎ。舞台前は子どもたちの歓声と笑顔であふれた。
この後、くにぶん木の会のメンバーとともに園児らが舞台上で「ドキドキドン!1年生」を踊り、会場が一体となって盛り上がった。
最後のお楽しみ抽選会では、結果に会場が一喜一憂。真喜良小入学予定の大宜見拓也君(6)は学習机が当たり、「びっくりしたけどうれしい。勉強やサッカーを頑張りたい」と大喜び。自転車が当たった上地芽依さん(同、石垣小入学予定)は「新しい友達がたくさんできるか楽しみ。国語、算数を頑張る」と話した。
八重山毎日新聞