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 旧正月準全島闘牛 (OKINAWA)

2013年2月12日 - スタッフ公式
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優武勝が初防衛 旧正月準全島闘牛
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〈中量級指名特番〉トラムクーパンダ(右)に押し込まれ、
一気に後退する一心力=うるま市石川多目的ドーム
旧正月準全島闘牛大会
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 旧正月準全島闘牛大会(主催・石川闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が10日午後1時から、うるま市石川多目的ドームで行われた。人気牛や有望牛などが多数出場するビッグイベントとあって、県内各地からの闘牛ファンや観光客など約2500人が詰め掛けた。次々に繰り広げられた10組の対戦に見入り、勝負がつく迫力場面ではどよめきや歓声が再三だった。
 大会の目玉だった全島一優勝旗争奪戦は、チャンピオンの東山優武勝が挑戦牛のそれいけ台風を下し、タイトル初防衛を果たした。
 両牛、対戦開始と同時に交角し、リング中央で一進一退の押し合い。互角の形勢が続き、持久戦に突入かとみえた5分すぎ、台風の足元が乱れた。ここを勝機とばかり優武勝がぐいと力強く前進。これで体勢を崩した台風はのけぞるように横跳びし、脱兎(だっと)のごとく敗走となった。これを優武勝が猛追し、柵際でとどめの腹取りを決め、完勝した。
 優武勝はデビュー以来無傷の10連勝を飾り、昨年11月に獲得した全島一(沖縄最強牛)の座を守った。
 今大会最も人気を集めた中量級指名特番は、トラムクーパンダが一心力に快勝し、5月春全島の中量級王座挑戦候補牛の最有力に躍り出た。
 長引けばトラムクー有利との見方があったが、予想に反してトラムクーは序盤から飛ばした。名うての速攻牛、一心力のお株を奪う形で、カケ技を一心力に決め、ぐいぐいと前進。体重で勝るトラムクーの怒とうの押し込みに一心力はあっという間に柵際へ。間髪を入れず、トラムクーが一心力に腹取りを決め、あっけなく勝負が決した。
 次回は24日午後0時30分(獅子舞演舞含む)から、うるま市石川多目的ドームで具志川大闘牛大会。
 (又吉利一通信員)
  沖縄タイムス

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