宮森の悲劇「ひまわり」上映に700人
多くの人が映画「ひまわり」を見ようと駆け付けた
=10日午前11時ごろ、那覇市久茂地の沖縄タイムスホール
映画「ひまわり~沖縄は忘れない、あの日の空を~」(及川善弘監督)の上映が10日、那覇市久茂地のタイムスホールであり、3回の上映に約700人が駆け付けた。11日も午前11時、午後2時、同5時に上映する。
映画は、宮森小ジェット機墜落事故の悲劇を伝え米軍基地を抱える沖縄の現状を描いた。
那覇市の宮里将征(まさゆき)さん(70)は「妻が石川高校出身で、当時の話をしながら見た。
基地のない平和な沖縄への思いをあらためて強くした」と感想。上間小3年の池宮城采(あや)さん(9)は「犠牲になった子を必死に捜す家族の姿が、印象的で忘れられない」と振り返った。
沖縄タイムス