オスプレイ、県外訓練「見通し立った」
【中部】
米軍普天間飛行場に強行配備された垂直離着陸機MV22オスプレイについて、在沖米四軍トップの海兵隊中将、ケネス・グラック四軍調整官(沖縄地域調整官)は11日、「これまでは初期のさまざまな運用の訓練を行ってきたが、今後はより県外での訓練を増やしていく」との見解を示した。
同日、面談した河井克行衆院外務委員長に述べ、河井氏が佐喜真淳宜野湾市長との懇談で明らかにした。
河井氏が「沖縄の負担軽減のため、県外での訓練の比率を高めてほしい」と求めたことに対し、グラック氏も同様の見解を示したという。
河井氏は同日、嘉手納基地第18航空団のマクダニエル副司令官(大佐)とも面談。同副司令官は、10日夜に発生した嘉手納基地所属の空軍兵による飲酒玉突き事故を謝罪した上で、「再発防止を一層厳粛にやっていく」と述べたという。
沖縄タイムス