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平和の詩5編を歌に (千葉の合唱団・沖縄)

2013年2月14日 - スタッフ公式
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平和の詩5編を歌に 千葉の合唱団
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沖縄の児童(右)の詩を基に作曲した合唱曲を初披露する合唱団はるかぜの太田幸子団長(左端)ら=8日、北谷町立北玉小学校
 【北谷】
県平和祈念資料館が実施している「児童・生徒の平和メッセージ」で入賞した児童、生徒の詩に、千葉県松戸市の東葛(とうかつ)合唱団はるかぜ(太田幸子団長)がこのほど曲を付けた。
はるかぜは5月の定期公演に向け練習を進めている。
6月には慰霊の日に合わせ来県し、詩を作った児童、生徒が在籍する小中学校で歌う。
 太田団長は「沖縄のために何ができるか、平和を願わなきゃいけないと思っていたとき、子どもたちの詩に出合った。
千葉でも沖縄戦の痛み、苦しみを伝えたい」と話した。合唱を通し、平和の尊さを訴えていくという。
 はるかぜの指導者で作曲家の安藤由布樹(ゆうき)さんを交えて選んだ詩は、比嘉琉愛(りのん)さん(2011年受賞、当時北玉小3年)、豊里凜さん(同)、山城日菜さん(同、当時白保小1年)、嘉味田朝香さん(同、当時仲西中2年)、照屋希之薫さん(10年受賞、当時真壁小6年)の5編。
 8日、北玉小と仲西中、潮平中を訪れた太田団長と安藤さん、田中則子さん=嘉手納町出身=の3人は重唱を初披露し、北玉小(山内たづみ校長)では詩を書いた比嘉さんと豊里さんを喜ばせた。
 約1年半前に作った詩が歌となり、豊里さんは「もっと聞きたい」とはにかみ、比嘉さんも「うれしい」と喜んだ。
 太田団長は「100人が練習し、歌が今育っている。また6月に会おう」と再会を誓った。
  琉球新報

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