サトウキビ収穫に挑戦、伊良部中生徒が島の産業学ぶ
市立伊良部中学校 (平良善信校長) は15日、 サトウキビ収穫体験学習を行った。 全校生徒74人と職員らが参加し、 同校北側のほ場でサトウキビの収穫作業に取り組み、 島の産業を学びながら汗を流した。
同体験学習はサトウキビの収穫を通して、 地域の産業や生活文化にふれる機会とし、 地域の人材を活用することで学校と地域との連携を図ることなどを目的に1年半に1度開催している。
午後1時半から行われた開会式で上里珠里生徒会長が 「天候が悪く大変だと思うけど安全に、 協力しながらがんばろう」 と呼びかけた。 また宮古製糖伊良部工場の渡久山和男工場長も駆け付け、 生徒たちを激励した。
作業は▽サトウキビを倒す▽葉を取る▽運ぶ▽まとめる―の工程で行われ、 生徒たちが互いに助け合いながら次々とサトウキビを収穫していった。
玉元竜ノ介くん (1年) は 「1年ぶりくらいにサトウキビの収穫をしたが、 運んだり積んだりするのが大変だった」 と感想を語った。
作業後は母親たちが調理した宮古そばが振る舞われ、 生徒たちがおいしそうに食べていた。
宮古新報