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初音ミクの琉舞 (沖国大・OKINAWA)

2013年2月18日 - スタッフ公式
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初音ミクの琉舞 沖国大の津波古さん作成
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琉球舞踊「四つ竹」を踊る初音ミク。
舞台の色や背景の紅型幕も工夫した
(津波古南斗さん提供)
 初音(はつね)ミクが琉球舞踊-。
仮想のアイドルキャラクターとしての人気の「初音ミク」が「四つ竹」や「鳩間節」など代表的な琉舞を踊る動画を沖国大産業情報学科4年の津波古南斗(みなと)さんが作成した。
指導した同大の又吉光邦教授は「初めての試みではないか」。津波古さんは「若い人に琉舞を知ってもらうきっかけになればと思う」と近く動画投稿サイトでの公開を予定している。
(真栄里泰球)
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琉球舞踊を踊る初音ミクの動画を作成した津波古南斗さん
=宜野湾市・沖縄国際大学
 3次元コンピューターグラフィックス(3DCG)ムービー制作ツール「MMD」を使い、キャラクターの関節の動きを一つ一つ設定。琉舞経験のある友人らの助言なども聞きながら調整した。
「四つ竹」は約6分。10秒の動画をつくるのに、約15分かかったという。
 津波古さんは「体の重心や両足の動きに気をつけた」。テンポのある「鳩間節」に対しゆったりとした「四つ竹」の動きを再現するのが難しかったという。舞台の色を首里城をイメージした赤にし、紅型幕を配したほか、カメラワークや衣装なども独自に工夫した。
 津波古さんは「友人から『なじみのあるキャラクターが踊っているのが楽しい』という感想があった」と手応えを話す。又吉教授は「コマーシャルへの展開なども考えられる」と評価している。
 沖縄タイムス

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