もしや、しも? 名護で17日早朝

霜が降りたように表面が白く覆われた植物
=17日午前6時半ごろ
(田中大三さん提供)
【名護】名護市名護の県立北部農林高校寄合原農場で17日早朝、植物が霜が降りたように白くなっているのを、同校教諭の田中大三さん(42)が見つけた。
田中さんは宿直明けの同日午前6時半ごろ、芝生や周辺の植物が、白い粉がかかったように光っているのに気付いた。葉の表面は水分で覆われ、触ると冷たかった。5分ほどで一帯は緑色に戻った。
農場がある場所は山に囲まれた、すり鉢状の地形になっている。田中さんは「霜なのか分からないがとても感動した。ミステリーですね」と声を弾ませた。
沖縄気象台によると、同日午前5時すぎの名護市の最低気温は11・8度。天気はくもりだった。同気象台は「県内では気温10度前後での霜の観測記録がなく、判断が付かない」としている。(湧田ちひろ)
沖縄タイムス






