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黒米から化粧品を開発 (八重山・沖縄)

2013年2月22日 - スタッフ公式
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黒米から化粧品を開発 化粧品会社とコラボ null
店頭販売は市内2カ所だけ
 石垣市商工会(我喜屋隆会長)と(株)レキオボーテ(本社那覇市、真田孝範社長)は石垣島の黒米を使った化粧品「canann(カナン)」を開発し、公設市場2階の市特産品販売センターと石垣港離島ターミナル内の市経済公社で島内限定販売を行っている。
 ミネラルの多い石垣島の黒米、沖縄本島産のクミスクチン(ハーブ)、久米島の海洋深層水、海底に堆積(たいせき)した泥「クチャ」を使用し、メーク落としと洗顔料、化粧水、保湿乳液、保湿クリーム、シャンプー、トリートメントの7種を販売。パッケージには紅型のデザインを採用した。
 販売は昨年9月にインターネット限定でスタートしていた。日本トランスオーシャン航空機内誌でも近く紹介される。
 1988年から黒米を栽培している仲新城精米店の仲新城淳代表は「普通に米を作る感覚では黒米は作れない。育成方法を試行錯誤してきた。無農薬栽培が適していると分かり、土壌の改良で現在は5.8ヘクタールの水田で栽培している」と話す。
 同社の金田勲取締役は「店頭販売は石垣島のみ。長命草やモチキビも化粧品に使えないか研究している。石垣発の化粧品メーカーになっていければと考えている」と石垣発の商品開発をアピール。
 我喜屋会長は「素晴らしい黒米を使い、商工会とコラボで開発した商品を市民にも使ってほしい」と述べた。
 メーク落としと洗顔料、化粧水、保湿乳液のトライアルセットもある。1500円。
  八重山毎日新聞

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