829人がロマン海道駆ける…伊良部島マラソン
スタートの合図で一斉に駆けだすB~Dコースの参加者たち
=B&G体育館前の道路
「第14回ロマン海道・伊良部島マラソン」 (主催・いらぶ観光協会) が24日、 行われた。 Aコース (20・8㌔) など4コースに829人が出場。 伊良部島の雄大な自然の中でマラソンを楽しむとともに、 それぞれのペースでゴールを目指しさわやかな汗を流した。 Aコースでは瑞慶覧伸哉 (宮古高校3年) が1時間4分04秒で2大会ぶりに優勝を果たした。 4コースとも完走率は100%だった。
同マラソンは、 風光明媚な伊良部の自然の醍醐味を満喫しながら楽しく走ることにより、 健康の増進を図り、 地域活性化の促進に寄与することを目的に開催されている。 ことしはAコースに253人、 Bコース (14・6㌔) に146人、 Cコース(7㌔)に283人、 ファミリーコース (2・3㌔) に48組147人が出場し、 雄大な自然を満喫するとともに、 家族や仲間たちとマラソンを楽しんでいた。
この日の宮古島地方は高気圧に覆われ晴れ、 少し汗ばむ天気となった。 出場者たちはそれぞれのペースでゴールを目指し、 下地島空港でタッチアンドゴーする訓練機や美しい海岸線などの景色を楽しみながらマラソンを満喫していた。
午前9時半から行われた開会式でいらぶ観光協会の長嶺吉和会長は 「雄大な自然の醍醐味を満喫しながら自らのペースでレースを展開し、 全員が完走できるよう期待している。 島の良さと参加者それぞれのロマンを再発見し、 思い出深いイベントにしていただくよう希望する」 とあいさつした。
また下地敏彦市長は 「自分のペースで最後まであきらめず、 またファミリーコースに出場する家族には、 楽しい思い出に残る一日になることを祈念する。 南国の海に咲くさわやかな風を味わいながら、 日ごろの成果を発揮してほしい」 と激励した。
午前10時の号砲とともに出場者が一斉にスタート。 Aコースは佐良浜中学校、 その他の3コースはB&G体育館前を発着するコースでマラソンを楽しんだ。 ゴール後には完走証、 メダルなどが贈られ、 友人や家族と互いの健闘をたたえ合う姿が見られた。
宮古毎日新聞