泥んこで駆ける!、宮島小稲作授業で田踏み
島内で唯一、 「稲作授業」 に取り組んでいる市立宮島小学校 (上里雅章校長) で1日、 恒例の 「どろんこ運動会」 が行われた。 同校に隣接する田んぼで児童たちが泥だらけになって駆けまわりながら、 稲作の最初の作業となる田踏みの作業を行った。
開始前に上里校長は 「稲作体験では、 稲が成長する喜びや収穫の楽しさ、 作物を世話する大変さを知ることができ、 宮古では宮島小でしか体験できないもの。
今年のお米が去年よりもたくさん実るように願って楽しもう」 と児童たちに呼びかけた。
児童たちはゆっくりと田んぼの中を歩きながら泥を踏みしめていった。 田踏みの後、 児童たちはリレーで水しぶきを上げて田んぼを走りまわったり、 ドッジボールを楽しんだ。 泥に足を取られて転倒し、 頭から泥だらけになる子どももいた。
また、 児童だけでなく教員らも加わって泥遊びに夢中になっていた。
山内海輝くん (6年) は 「今回で最後なので、 はりきっている。 みんなで泥だらけになって遊んで楽しい。 去年よりおいしい米ができるようにと願っている」 と感想を語った。
宮古新報