「十五の春」支援 飲食・文具など割引カード
十五の春 応援カード
県内の離島出身の子どもたちを支援している「おきなわ離島応援団」(今井恒子理事長)は5日、県庁で会見し、この春から親元を離れ沖縄本島で高校生活を始める生徒に「十五の春応援カード2013」を配布すると発表した。
カード提示で、プロジェクトに賛同する飲食店や物販、交通機関などが、値段や料金を割り引き、生徒の生活を支援する。すでに7店が協賛しており、今後、100店を目指し協力を呼び掛けている。
高校未設置の25島の中学校に声を掛け、希望する中学3年生に卒業祝いとしてカードを贈る。3月に卒業するのは約200人とみている。カードの有効期限は3月下旬から1年間。
協力を決めているのは、だいこんの花、ホテルサンパレス球陽館、ワールド・グルメバイキング・アレッタで、食事を半額程度で提供。ざまみダンボールも文具を3割引きし、ゆいレールも子ども運賃で利用できる。
金城幸子監事は会見で、「生徒の不安は、多くの人が気持ちを添えると消える。小さな応援かもしれないが、明るく楽しい新生活の一助になれば」と、今井理事長のメッセージを代読した。
協賛などの問い合わせは
事務局、電話 070(5415)8807。
沖縄タイムス