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被災地ライブ 魂と歌 モンパチ、OKINAWA

2013年3月11日 - スタッフ公式
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ファンの魂と歌いたい モンパチ、被災地ライブへ
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MONGOL800の(左から)上江洌清作さん、高里悟さん、
儀間崇さん=4日、那覇市曙のスタジオ
 県出身ロックバンドMONGOL800(通称・モンパチ)が27日から東日本大震災の被災地でライブをする。
モンパチは被災地にライブハウスを建設する「東北ライブハウス大作戦」に協力しており、岩手、宮城両県では同活動で建設されたライブハウス3カ所で演奏する。2月に発売した新アルバムを携えたツアー公演の一環。
 「―大作戦」は音楽で被災地に活気を取り戻そうと、音楽関係者が支援を呼び掛けた。全国からの支援で岩手県の宮古市、大船渡市、宮城県石巻市にライブハウスが建った。
 ボーカルの上江洌清作さん(32)は「音楽を直接届け、地元の人々と交流したい。被災地支援というより普通のこととして東北にライブに行くようになれたらいい」と継続的な取り組みの必要性を強調した。
上江洌さんは「見えないお金の流れもある中で、全国のバンドマンやスタッフが機材を送り、2年間で目に見える形で復興が進んだ。いろんなバンドが訪れ、ライブを見た若い人が音楽を始めるなど、震災当時は想像もできなかったいいサイクルが生まれていくと思う」と期待感を表す。
 ギターの儀間崇さん(32)は「亡くなった人の中にモンパチのファンもいたと思う。その魂を感じながら何年たっても忘れないという思いで演奏したい」と言葉に力を込めた。
(宮城隆尋)
 琉球新報

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