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2世・3世も新年祝賀会[カナダ]OKINAWA

2013年3月11日 - スタッフ公式
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[カナダ]2世・3世も心躍る新年祝賀会
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幕開けのかぎやで風を踊る花城正美さん(右)と
辻本幸子さん=カナダ・バンクーバー
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新年会に参加した沖縄からの留学生の(右から)
与那城千晃さん、前川愛梨さん、大宜味真紀さん、
新垣美桜さん
 【宮城盛功通信員】
バンクーバー沖縄県友愛会(奥間トーマス会長)恒例の新年祝賀会が9日、バンクーバー市内の日系プレイスで催された。
偶然にも旧正月と重なる新年会には約300人の会員のほか、沖縄からの留学生やアメリカ・シアトル県人会長の佐久間トーマスさんらも駆け付け、夜遅くまでにぎわった。
 ことしから新しい試みとして若い世代の2、3世の会員が役員会を担った。
司会を務めた仲泊ケンさん(2世・琉球大学県費留学出身)は、全て英語での進行。奥間会長の年頭のあいさつに続き、新屋敷和博氏(旧与那城町=現うるま市=出身)が乾杯の音頭を取り、余興に移った。
 余興は前会長の花城正美さんと役員の辻本幸子さんによる「かぎやで風」で幕開け。多彩な琉舞のほか2、3世たちによるパーランクーや琉球太鼓グループの大太鼓の勇壮な演舞が続き、琉球古武道哲心館長のシャープランド一家が空手と棒術を披露し、会を盛り上げた。
 生まれたばかりの孫を抱いての参加というほほ笑ましい光景もあった。うたげの最後を飾ったカチャーシーではお年寄りや2世、3世が次々と舞台に上って三線のリズムに合わせて踊り、余韻を残しながら幕を閉じた。
沖縄に誇り/ユンタク楽しい
留学4人娘、新年会に感激
 
新年会に参加した沖縄からの留学生に(1)留学の動機(2)カナダの印象(3)新年会の感想-を聞いた。
 与那城千晃さん(沖縄キリスト教短期大学) (1)英語が好きで、また自分の視野を広めるため(2)人がとても優しく、住みやすい(3)久しぶりにサーターアンダギーを食べ、沖縄を思い出した。
 前川愛梨さん(沖縄キリスト教短期大学) (1)異文化に触れ、思いきり英語を勉強したい(2)カナダで学生生活をして、沖縄の家族や友人の大切さにも気付くことができた(3)沖縄県人会の人たちのチムグクル、料理、伝統、あらためて沖縄に誇りを感じた。
 大宜味真紀さん(コザ高校) (1)英語がうまく話せるようになり、文化に触れてみたい(2)広い。日本の23倍。自然が広くて、人々が優しい(3)カナダで三線が聴けて料理が食べられるとは思わなかった。
 新垣美桜さん(沖縄キリスト教学院大学) (1)自分の視野を広めるため(2)想像以上に多民族国家であることに驚いた。
住みよい国で安心している(3)久しぶりにオジー、オバーとユンタクしながら沖縄料理を食べて楽しかった。温かいソーキ汁も食べた。ウチナンチュ最高、ばんざーい。
  沖縄タイムス

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