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多彩な伝統芸能を披露 すまむに(八重山・沖縄)

2013年3月12日 - スタッフ公式
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多彩な伝統芸能を披露 3市町代表がすまむに
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 2013全国のやいまぴとぅ大会「語ろう すまむに」と第18回石垣市総合市民文化祭(石垣市文化協会主催)の舞台の部が9日、市民会館大ホールで開かれた。
午後3時から行われた合同開会式では、大会実行委員長の中山義隆石垣市長と東京八重山郷友連合会の大谷喜久男会長があいさつ。与那国町の米城スエ子、竹富町の與那國光子、石垣市の東宏信の3氏がそれぞれのすまむに(方言)を発表した。
舞台の部では、10部会が日ごろの活動の成果を披露し、大勢の市民や郷友らが多彩な芸能をたんのうした。
 「語ろう すまむに」では、米城さん、與那國さん、東さんが旧空港での思い出や新空港開港を祝う文章をそれぞれのすまむにで発表。身ぶり手ぶりも交えながら急ブレーキや旅行の思い出などを語り、会場の笑いを誘った。
 舞台の部の第1部は、三線、箏曲、太鼓部会の総勢144人による「鷲ぬ鳥節」「海上節」で幕開け。8舞踊研究所が「赤馬節」、秀風会本盛秀舞踊研究所が「世果報獅子」、古謡部会が「びぎりゃー船ジラバ」など4曲を披露した。石垣女性コーラスあかようらは「春小雨」「潮がれ浜」を澄んだ声で歌い上げた。
 第2部は、琉球芸能部会の「上り口説」で始まり、八重山拳法王道会の空手演舞や光扇会新城知子八重山舞踊稽古場の「踊り遊ば」、喜扇会山森喜代子舞踊研究所の「胡蝶の舞」などが続いた。本年度のとぅばらーま大会最優秀賞の新城喜亨さんは「とぅばらーま」を熱唱。会場から大きな拍手が送られた。
 フィナーレは八重山3高校の郷土芸能部が「繁昌節」「川良山節」など4曲を披露し、出演者や観客ら全員によるモーヤーで盛り上がった。
  八重山毎日新聞

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