1フィートの会、集大成の記念誌
「沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会」は15日の解散総会を前に、30年間の活動をまとめた記念誌「未来への道標(みちしるべ)」を発刊した。
13日、那覇市の事務所で石川元平副代表=写真中央=らは「捨て石にされた沖縄戦の記憶を忘れてはならない。過去を知ることで現在を直視し、正しい選択ができる」とタイトルに込めた思いを語った。
記念誌はB5判300ページ。記念誌は400部印刷し、県や市町村の図書館、会員などに贈呈する。一般販売はしない。福地曠昭代表は「発刊のことば」で、沖縄戦の教訓として「基地や軍隊があるところが標的になる」とし、「武器なき沖縄を築く覚悟を持とう」と訴えた。
沖縄タイムス