箕面自由学園中学 満天の星空が歓迎
【黒島】
大阪府豊中市の箕面自由学園中学校(小川義人校長)の2年生65人は6日、修学旅行で黒島を訪れた。
同校が修学旅行で黒島を訪れるのは今年で4年目。
これまでは日帰りだったが、今回は民宿5カ所を利用して初めて島内に宿泊した。
島内に修学旅行生が宿泊することは非常に珍しく、黒島婦人会(船道哲美会長)と黒島研究所は学校側の要望を受けて、昨年夏に実施したナイトミュージアムを特別に実施。
黒島ビジターセンターは星空観測会を開き、修学旅行生たちは、講師を務めた八重山星の会の通事安夫さんが「この時期には珍しく星がよく見えた」と絶賛するほどの星空を満喫した。
観光客が少なく、素朴な雰囲気の黒島に「黒島に来てはじめて沖縄に来たという感じがした」と語る生徒もいた。
7日には黒島小中学校(吉濱徳子校長)の子どもたちと修学旅行生がアーサ採りを通じて交流。黒島の子どもたちはアーサを採りながら習い事について尋ねたりするなど、大阪の中学校生活に興味津々の様子だった。
(黒島通信員)
八重山毎日新聞