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カチンバ支援へ 楽器贈る(OKINAWA)

2013年3月22日 - スタッフ公式
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カチンバ1551、支援へ躍動 収益金で楽器贈る
 県内のラテンバンド「カチンバ1551」が、東日本大震災で被災した福島県で支援活動を始める。
カチンバが活動拠点とするカフェバー「ミル・ベッソ」で、音楽やダンス、料理を楽しく学べる講座を23日から始める。
その収益金で、福島の小学校に楽器を贈り、現地で生演奏も披露して交流する。
カチンバのリーダー、大城太郎さん(38)は「生でないと伝えられないラテン音楽の魅力を伝え、子供たちに夢や希望を持ってもらいたい」と話し、講座への参加も呼び掛けた。
 カチンバの元メンバーでミル・ベッソ店長の宗像志布子さん(37)が、福島県郡山市出身。そのつながりから、カチンバは震災後、同県など被災地から来た避難者の支援イベントに参加し、ライブの収益金から寄付も続けてきた。
 被災地には長期的支援が必要という意見でメンバーが一致、第1弾として10月に福島県内の2カ所で楽器寄贈、交流会をする予定。
 資金造成を目的にラテン講座を企画。キューバの伝統音楽の歴史から学び、ダンスワークショップ、伝統楽器や料理づくりなど月1回、計7回講座を開く。
 ミル・ベッソでは、毎週水曜日を東北出身者の集いの日として、飲食料を10%引き、ダンス講習会で交流の場も提供。沖縄に移住して17年の宗像さんは「東北にも、沖縄にいる避難者にも継続支援は必要。屋外の放射線量が高い地域の子供たちには、楽器を贈ることで室内でも楽しんでもらいたい」と話した。
  ミル・ベッソでのラテン講座は1回2500円。
  問い合わせは同店、電話098(943)0881。
 同店同様、東北からの移住者を中心に、県内の避難者への支援は広がっている。沖縄市のパスタ専門店「カンティーナ」でも、料理を10%引き。波之上スイミングスクールもニライ・カナイカードの提示で、利用料を無料にしている。
  沖縄タイムス

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