往年の名選手ら指導 北谷で4日間の野球キャン
元プロ野球選手からベースランニングの指導を受ける
子どもたち=北谷公園野球場
【北谷】第3回県少年少女野球キャンプ(主催・町スポーツツーリズムプロジェクト実行委員会)は22日、4日間の日程で北谷公園で開かれ、台湾の招待チームを含め県内外から約140人の子どもたちが参加、8人の元プロ野球選手から技術指導を受けた。子どもたちはプロOBの熱心な教えの下、守備や打撃練習などのメニューをこなした。
23日の開会式で野国昌春町長は「甲子園やプロ野球、大リーグを目指す子どもたちを育ててもらえればありがたい」とあいさつ。台湾桃園県大勇国小学校の童政憲校長は「プロOBから指導を受けるのは最上のチャンス。迎えてくれたことに感謝する」と述べた。
元千葉ロッテマリーンズの高橋慶彦さんは「この中からプロ選手が出るよう夢を持ってやってください」と激励。北谷ドラゴンズの安里大河君(12)は「習ったことを生かしてこれから頑張っていきたい。みんなと友情を深め、野球をもっと楽しみたい」と決意した。
県出身OBも講師として参加。元福岡ダイエーホークスの新里紹也さんはベースランニングで「タイミングよく左足でベースを踏むように意識して」とアドバイスした。元広島東洋カープの金城宰之左さんは、うまく投げられるこつを教えた。
沖縄タイムス