福里悠(宮高1年) ウエイトリフティング全国準V
全国準優勝のメダルを手に宮古に到着した福里悠 (中央)
=26日、 宮古空港ロビー
25日に石川県金沢市総合体育館で開催された全国高校ウエイトリフティング選抜大会女子63㌔級で宮古高校1年の福里悠が準優勝した。 同校選手の全国2位は初めて。
26日夕の航空便で宮古に到着した福里を空港では仲間や学校関係者らが盛大に出迎え、 健闘をたたえるとともに今後の活躍に期待を寄せた。
試合ではトータル150㌔を挙げたが、 優勝した柏木麻希 (京都・鳥羽高校1年) には23㌔及ばなかった。 同学年で目指すライバルができたことに 「この人を超えなければ1位にはなれない。 これからは目標として練習を頑張っていきたい」 と話した。
自身初めての全国大会となったが 「手応えを感じている。
自分が思っていた以上に緊張せずリラックスできた。
先輩を超えられ、 上位入賞できたことが嬉しい」 と笑顔を見せた。
次は6月の県総体に向けて 「今の練習を一つひとつ気持ちを込めて続けていきたい」 と気を引き締めていた。
同校ウエイトリフティング部の渡慶次晃監督は 「今回は全国大会の舞台を踏ませることが目標だったが、 優勝に絡むことができた。 大会前のケガを払いのけて良い結果を残せた。 競った試合の中で一つずつ確実に取って2位になった。 1位の選手とはまだ力の差はあるが、 『自分がこれだけ挙げれば上に行ける』 ことが分かったと思う」 と教え子の成長を報告した。
空港では同部の部員や教職員らが横断幕を手に出迎えた。 同校の川満健校長は 「すごい快挙おめでとう。 日頃の練習のたまもの。 これからもしっかりと上を見据えて頑張ってほしい」 と激励した。
宮古新報