サンゴの生態学ぶ、シギラ海岸で観察会開く
興味津々な様子でサンゴ礁について説明を受ける参加者たち
=シギラ海岸
市民ボランティア 「宮古島サンゴ礁ガイドのなかまたち」 (友利博一会長) によるサンゴ礁観察会が30日、 シギラ海岸で行われた。 呼びかけで集まった親子らが参加し、 ガイドから説明を受けながらサンゴ礁について知識を深めた。
観察会はサンゴ礁保全のための啓発活動の一環として毎年実施しているもの。 この日の観察会では、 同団体と宮古島マリンリゾート協同組合が制作した、 宮古のサンゴ礁の浅瀬で観察できる生き物を掲載した下敷きを参加者に配布。 親子らは水中メガネや箱型の観察メガネを使って水中を覗きながら、 さまざまな種類のサンゴや海の生きものを観察した。
益田竜希君 (城辺小4年) は 「いろんな形のサンゴを観察できて楽しかった。 特に、 枝状になっているミドリイシ類の粒が一つのサンゴということに驚いた」 と目を輝かせながら感想を話した。
宮古新報