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[闘牛]速攻でV (新屋慶名大会・沖縄)

2013年4月2日 - スタッフ公式
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[闘牛]龍星、速攻でV 新屋慶名大会
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〈6番戦〉柵際で龍星電撃(右)の強烈な腹取りが決まり、
横倒しとなる大屋天一=うるま市石川多目的ドーム
 新屋慶名大闘牛大会(主催・新屋慶名闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が31日午後1時から、うるま市石川多目的ドームで行われた。「長堂畜産35周年記念、巳(み)年厄年払い」を兼ねての大会で、新屋慶名としては2009年以来4年ぶりの開催だった。地元や県内各地からの闘牛ファンや観光客など約700人が詰め掛け、次々に繰り広げられた10組の対戦を楽しんだ。
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 3番戦だけが45分を超える異例の大長期戦となったが、そのほかはすべて10分以内で決着し、全般的には快テンポの進行だった。勝負が決まる場面では何度も大歓声が起きたが、特に6番戦は観客の度肝を抜く決着となった。
 対戦開始間もなく龍星電撃の怒とうの押し込みがさく裂し、大屋天一はあっという間に柵際へ。天一の体勢が崩れ、大きく傾いたところに電撃の強烈な腹取りが決まった。
 横倒しとなった天一は柵の土手付近で懸命の脱出劇。しかし、追いすがるように電撃が今度は下からはね上げるような腹取り一発。柵の土手上まで持ち上げられた天一は頭から落ちるようにもんどり打って横転した。砂煙がもうもうと上がる中、ドーム特有のごう音なような大歓声が起き、ここで勝負に幕。名前どおりの速攻を見せた龍星電撃に場内から感嘆の声しきりだった。
 注目を集めた結びの一番は、龍天龍鬼丸が完勝した。
短い角ながら切れ味抜群の短角頑力皇が善戦するかと期待されたが、鬼丸のパワーが爆発した。
対戦開始2分余、電車道で一気に頑力皇を柵に運び、有無を言わさず豪快な腹取りを決めた。鬼丸は2連勝で通算4勝目。
次回は7日午後1時から、うるま市石川多目的ドームで石川闘牛大会。
 (又吉利一通信員)
  沖縄タイムス

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