伝統お菓子を手軽に 沖縄製粉の新シリーズ

沖縄製粉の「Uchina Kitchen」シリーズ第1弾として
発売する新商品「黒糖アガラサー」
沖縄製粉(那覇市、竹内一郎社長)は、沖縄の伝統菓子を家庭で手軽に作ることをコンセプトにした「Uchina Kitchen(ウチナーキッチン)」シリーズの第1弾となる新商品「黒糖アガラサー」(黒糖蒸しパン)を発売した。
県産黒糖を使用したアガラサーミックス粉に、水だけを加えて電子レンジで作れる手軽さが特徴。商品開発にあたっては、県内保育園の父母らを対象に調査を実施。親子で手軽にお菓子作りを楽しみたいというニーズに対応した。
県内の土産品店などで販売がスタートし、4月中旬以降に量販店などで順次取り扱う。初年度の販売目標は3千ケース(5万4千個)。今後は同シリーズの商品化を進め、県外や香港、台湾など海外展開も目指す。
1日、同社サービスセンターで会見した販売促進部特産流通事業部の安慶名浩部長と販売促進課の渡具知舞子さんは「簡単に作れることで親子の触れ合いにもつながる。県産素材を使ってニーズに合わせた食感と味を作っていきたい」と意気込みを語った。黒糖アガラサーは希望小売価格230円(税込み)。
沖縄タイムス







