[アメリカ]ジャクソンビル県人会が25周年

記念撮影で壇上に並ぶ関係者=米国ノースカロライナ州スワンズボーロー市のロータリー・シビック・センターで
【ルイス高江洲佳代子通信員】
ノースカロライナ州のジャクソンビル沖縄県人会(高江洲ツル子会長・うるま市出身)の設立25周年式典が9日、ジャクソンビル市に隣接するスワンズボーロー市のロータリー・シビック・センターで開かれた。市長ら来賓や地元、近隣の州から500人が出席し、節目を祝った。
高江洲会長は「世界平和、助け合い、親睦、福祉を会のモットーに、今後もウチナーンチュ魂を失わず、頑張りたい」とあいさつした。
続いて、感謝状贈呈と余興があり、宮城流能松会上村多美子琉舞研究所、玉城流継翔会金城平枝琉舞道場による琉舞、10代の若者エイサーや会員のサンバの演舞が披露された。
巳(み)年生まれの約20人が舞台に上がり、当日誕生日を迎えた会員と共に「ハッピー・バースーデー」で祝福された。会場受付の壁にはこれまでの「世界のウチナーンチュ大会」での感謝状なども飾られた。
飲み物担当は、海兵隊員として沖縄勤務の経験があるブッチ・グリーンさん。23年前に退役。その後に抱いた「沖縄風レストランを開店したい」という夢を、奥さんの崎山ノリ子さん(恩納村出身)と6年前に実現させ、沖縄料理を提供している。
グリーンさんは「夢がかなえられてうれしい。近くには海兵隊基地があり、軍人と結婚して夫の退役後そのまま住み着いている沖縄系も多い。レストランは彼女たちの憩いの場にもなっている」と話していた。
沖縄タイムス





