子育て支援センター開所 親子のサポートと交流の場

なごみの広場保育園2階 市内で3カ所目
なごみの広場保育園(浦崎早枝子園長)=石垣市大浜=の園舎2階に設けられた「なごみの広場子育て支援センター」の開所式が、5日午前11時から、関係者が参加して同センターで開かれた。
市内で3カ所目の開所。専任保育士1人を配置し子育て中の親子をサポートする。同じ環境の親子が集うことで、交流、情報交換の場として期待される。8日から利用者を受け入れる。
同支援センターは、就学前の子どもとその家族の交流、情報交換、育児相談などの場として設置された。
市内での開所は大川保育所、オリブ保育園に続いて3カ所目。利用者ニーズの高まりを受け、石垣市が年間150万円を補助し、同園に運営を委託した。
開所式では、中山義隆市長が「子育てに不安を抱えるお父さん、お母さんたちがこのセンターを利用することで不安が解消され、子育てが楽しくなることを期待したい」とあいさつ。
同園を運営する社会福祉法人沖縄松風会の渡久山覚理事長が「このセンターが地域の一隅を照らす日光になれればと思う」と述べ、浦崎園長は「友だちの輪が広がり、子育て不安が解消できるようサポートしたい」。担当の大浜百合香保育士(38)は「子育て真っ最中のお父さん、お母さんが楽しく過ごせるよう支援していきたい」とそれぞれ抱負を述べた。
同センターの利用対象は、就学前の子どもを持つ家族。利用時間は平日午前9時から正午(0歳~6歳)、午後1時から3時(1歳以下)。木曜日の午後は育児相談のみ。
利用は当面の間、1日10組の予約制とし、2週間前から予約を受け付ける。専任保育士1人を配置し、育児相談などにも応じる。
問い合わせは(88—7850)。
八重山毎日新聞





