3高校で504人入学 夢実現へ挑戦を

小中きょうピーク
郡内小中高校の入学式が8日から始まった。県立3高校(八商工定時制含む)では、9日午後2時から各校の体育館で入学式があり、計504人が期待に胸を膨らませ、高校生活をスタートさせた。9日は八重山特別支援学校を含む小中31校で入学式が行われる。
県立3高校には本年度、八重高234人、八重山農林100人、八重山商工全日制141人、同定時制に29人がそれぞれ入学した。
このうち、八重山農林高校(本村博之校長)の入学式では、男子49人、女子51人の計100人が本年度から新しくなった制服に身を包み、緊張の面持ちで入場。在校生や父母らに手拍子で迎えられ、祝福を受けた。
式では、校歌斉唱の後、本村校長が心がけてほしいこととして(1)島の活性化に貢献する人材になる
(2)未見の自我を認め、個性を磨く
(3)常に学ぶ姿勢を堅持する―を挙げ、「困難にひるむことなく、粘り強く挑戦し続けてほしい」と式辞。
新入生を代表して與那城礼さんが「愛郷愛土の精神を身につけ、夢実現への一歩を踏み出します。誇りある伝統を受け継ぎ、発展させていけるよう精いっぱい努力する」と誓いの言葉を述べ、稲福園子生徒会長が「学科の枠を超えて友情を育み、さまざまなことに挑戦してほしい。今の気持ちを忘れず、自分の目標をしっかり持って3年間を素晴らしいものにして下さい」とあいさつした。
この後、生徒会による歓迎会があり、同校郷土芸能部の「赤馬節」や生徒会の校歌ダンスなどが披露された。 会場には、2年4組の中村真夏さんの原画を基に生徒会が制作した壁画も飾られ、入学式に花を添えた。
八重山毎日新聞




