協力して黒糖作り、西東自治会

サトウキビを圧搾機で絞る参加者たち
=7日、 西東公民館
西東自治会 (山里芳彦会長) は7日、 公民館で黒糖作りを行った。 基幹作物であるサトウキビから黒糖ができるまでの工程を体験しようと企画したもので、 子どもや大人が一緒になって作り試食した。

黒糖の仕上げに力が入る
参加者らは、 前日に刈り取ったサトウキビを圧搾機で絞った。 このあと3つの鍋で炊き、 その際は網じゃくでしっかり灰汁を取り除いた。 煮詰めると最初はブクブク泡が小さく、 鍋の外側に移動するが、 煮詰めていくと泡は大きくなり外から内側に向かう。 この時が鍋を下ろすタイミングで、 粘り気があり糸状になると鍋を下ろすなどの工程で仕上げていた。
作業は午前8時から午後4時まで行われ、 午前中は子どもたちも体験した。 作業には、 地元で仲原地下ダムの工事をしている業者の社員らも参加し、 初めて黒糖づくりを行った。
社員らは 「地元の皆さんに協力していくことは大事な事であり、 黒糖の味もおいしい」 と笑顔を見せた。
宮古新報





