渦巻き銀河と超新星を撮影 石垣島天文台2013年4月11日
石垣島天文台は8日、むりかぶし望遠鏡(口径105センチ)で兵庫県加古川市に住むアマチュア天文家、菅野松男さんが3月22日に、しし座の渦巻き銀河M65の中で発見した超新星の撮影に成功した。
超新星は太陽よりも大きな星の最後の姿で、大爆発を起こして、突然、輝き始め、夜空に新しい星が現れたかのように見える。
今回、撮影された超新星の明るさは約16等で、肉眼で見ることはできない。
菅野さんはこれまでに新星や新変光星、彗星など発見しているが、超新星の発見は初めて。
渦巻き銀河M65は、しし座のトリオ銀河、三つ子銀河と呼ばれる銀河群の一つで、地球から約2700万光年先にある。
八重山毎日新聞







