きょう浜下り 海の恵み満喫

旧暦3月3日に当たる12日は、海辺で身を清め、健康を祈る「浜下り」の日。
前日の11日、うるま市の海中道路近くの海岸では、家族連れが海藻を採ったり、潮干狩りを楽しんだりする姿が見られた
=写真(國吉聡志撮影)。
この日、県内では午後1時すぎに干潮時刻を迎えた。
最高気温は平年を2、3度下回り、午後のうるま市では時折、北東寄りの風が吹き付け、訪れた人が寒そうに潮が引いた海岸を歩いていた。
うるま市石川から友人と潮干狩りに来た会社員の鎌田あかりさん(25)は「貝を目当てに来たが、あまり採れなかった」と残念そうだった。
沖縄気象台によると、12日の沖縄地方は、気圧の谷の影響で引き続き曇る。気温も平年を下回り、波もやや高くなる見込み。同台は「先島諸島の沿岸海域では波が2~3メートルになる可能性がある」と注意を呼び掛けている。
沖縄タイムス




