西表ミュージックフェス開幕 きょうも多彩な催し展開
【西表】西表ミュージックフェスティバル2013(IMFプロジェクトチーム、共催・竹富町商工会青年部)が13日午後、西表島大原の町離島総合センター横広場(町役場建設予定地)を主会場に始まった。14日までの2日間、音楽ステージやフリーマーケットなど多彩なイベントが催される。
同フェスはサトウキビの収穫時期を終えた時期に地域活性化を図ろうと若者を中心に開かれてきた文化交流イベント。今年で10年目を迎える。
初日はミニランプ(スケートボード台)を使ったスケボー教室やDJ体験、フリーマーケット、飲食ブースなどが設けられ、地域住民や観光客などが来場。
「ケンヤ マルセイユ オーケストラ」や「Hanp」「URALI」のライブや「リノレオ」のフラダンスが披露されたほか、早食い・早飲み競争やカレーライスの大食い競争などが次々と催された。
昨年に続いて行われた黒糖スイーツ合戦には団体を含む出品者5人が8点の作品を持ち寄り、山口幹さん(36)=白浜=の「黒糖チーズケーキ」が最優秀に輝いた。
実行委員長の鈴木一慶さんは「場所が大原集落に変わったので、地域の人たちも来やすくなったと思う。多くの観光客が来てくれるようなフェスにしていきたい」と話し、川満栄長竹富町長も「小さなイベントから大きなイベントに成長していることを祝いたい」と喜んだ。
14日はミニサッカー大会や太鼓教室をはじめ、音楽ステージでは大浜修さんや「Hanp」「Keison」なども出演する。
八重山毎日新聞