糖度14・8度で終了、宮古製糖多良間工場
製糖操業最終日に搬入されるサトウキビ
=14日、 宮糖多良間工場
宮古製糖多良間工場は14日、 2012/13年産サトウキビ製糖操業の原料搬入を終了した。 原料搬入量は2万1483㌧で、 平均甘蔗糖度は14・8度となった。 仲間時次工場長は 「原料生産は当初予想通り良く、 非常にいい成績だった。 製糖歩留りは14・2%で終了して喜んでいる」 と話した。
同多良間工場の今期操業は1月6日から始まった。 当初は11日の終了を予定していたが、 終盤の雨天影響でハーベスターによる収穫の搬入が減ったことから14日まで伸びた。
品質は基準糖度帯が26・5%、 基準帯以上が64・1%、 基準帯以下は9・4%。 原料総額は4億7893万円で、 農家の平均手取り額は2万2293円となっている。
仲間工場長は「品質、糖度は良かったが、終盤に雨天が続いてハーベスターの稼働が思い通りにできかった。 来期に向けては最初から手刈りとハーベスターの比率の計画を立て、 刈り取り状況を見ながら調整していく必要がある」と説明した。
宮古新報