ボランティアが大活躍 通訳、給水、交通整理
沿道から大会を盛り上げ
「石垣島トライアスロン・ITUトライアスロンW杯2013」(同組織委員会主催)が行われた14日、石垣市内各地で総勢約2100人(主催者発表)の市民が給水ポイントや交通整理、選手誘導、通訳スタッフなどのボランティアで大会に協力。トライアスロンに挑戦するアスリートらに温かい声援を送りながら大会を盛り上げた。
このうち、ココストア石垣新川東店前ではNTT西日本八重山支店がテント給水ポイントを設置。同支店関係者と真喜良サンウエーブの子どもや父母など総勢約80人が出場者にスポーツドリンクや水、スポンジを手渡し、バンド演奏で元気づけるなど温かい声援を送っていた。
同支店の白道直行支店長は「以前は新川公園で応援していたが、昨年からココストアの協力で店の前で応援させてもらっている。NTT出身の先輩方もトライアスロンを機会に集まることができるので、今後も続けていきたい」と話し、同社からリレー部門に出場している18人(6組)とエイジ部門の7人を応援。
真喜良サンウエーブは監督の高良真助さんが「チーム絆」でリレー部門に出場しており、同チームの子どもたちや父母らも給水スタッフで活躍した。
主将の仲間歩夢君(6年)は「みんなでランナーにどれだけ手渡せるか競いながらやっているので楽しい。スポンジを投げ返してくれるランナーやハイタッチしてくれる人もいる」と楽しんでいた。
同所ではテントを設営してNTT西日本の音楽クラブ出身者らもギターやドラム、トランペットなどで懐かしい応援歌を演奏し、出場者を元気づけていた。
八重山毎日新聞