日台協定撤回申し入れへ 仲井真知事が明言
沖縄県の仲井真弘多知事は17日夜、日本と台湾による尖閣諸島周辺の漁業権取り決め(協定)調印をめぐり、政府に対し「来週、撤回を申し入れる」と明言した。都内で記者団の質問に答えた。
仲井真氏によると、沖縄県の漁業関係者も同行する予定。
日台の取り決め調印をめぐっては、沖縄県の高良倉吉副知事が12日、杉田和博官房副長官を官邸に訪ねて抗議。杉田氏は「調印までの経緯を沖縄の漁業関係者に丁寧に説明し、誠意を持って対応したい」と説明していた。(共同通信)
沖縄タイムス