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 タマンのシーズン幕開け (OKINAWA)

2013年4月19日 - スタッフ公式
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[有釣天]名嘉山博 タマンのシーズン幕開け
 「デイゴの開花が見られるころからタマンが釣れ始める」。
と話すのは糸満市の宮城勝弘さん。
魚の生態を植物の開花に合わせて探り着実な成果につなげている。その言葉通り、水温が上昇し各地でタマンが良く釣れるようになってきた。
主な各地の釣果を挙げると、10日に恩納村で4・63キロと4・6キロ。11日に宮城島で3・62キロ、宜野湾で3・3キロと3・1キロ。12日はハンビー海岸で3キロ。17日、那覇一文字で2・64キロ。西崎では3・25キロ。このころから5月にかけては那覇一文字のタマン釣りが有名。
群れが接岸すると多い日には30匹以上も釣れる
本格的タマンシーズンの幕開けとなる。
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9日、西崎一文字のイケス前で2.62キロのタマン
をはじめ、チヌ、カーエー、クロコショウダイを釣った
宮城勝弘さん
 春先のタマンを求めて9日に西崎一文字に渡った宮城さん、
実績のあるイケス前に釣り座を構え、外海側でタマンを狙い内海側ではウキ釣りでチヌを狙った。
まず、外海側にタマン仕掛けを投げた後、まだ明るいうちにウキ釣りの用意をしていると、突如竿(さお)が曲がった。
2・62キロの抱卵タマンが釣れると、狙い通りだと納得して今度はウキ釣りに集中。
水深10メートルの底にオキアミ仕掛けをハワせた。
午後8時に41センチのチヌ、続けて1時間おきに41センチのカーエー、41センチのクロコショウダイを釣り上げた。
「今後、タマンはサイズアップしていくので夜釣りが楽しくなる」
と話していた。
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17日、金武湾沖83センチ、9・42キロのミーバイ
を釣った宮城健二さん。餌はカタカシ
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15日、天仁屋の磯で3・53キロ、2・63キロのカツオなどを数釣りした池味薫さん(左)らメンバー
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15日、伊奈武瀬の海岸でアーガイやチヌマン
などを釣った垣沼翔太さん(左)と弟の大介さん
 うーまくーF・Cの国場将太さんは14日の午前0時すぎに浜比嘉島の水深1メートルでタマン狙いの打ち込み釣り。
以前、明るい時間帯に見た地形から「タマンが釣れそうだ」と
確信。北東からの追い風を受け、誘導天秤(てんびん)仕掛けをフル遠投。
魚からの反応があったのは午前4時30分、先に穂先がクイッと曲がったので、反応を確かめるようにリールを巻いた。
寄ってくる魚は抵抗を見せないので、ウツボだろうと考えていた。ほどなくして危険を感じたのか反応を見せた魚は一気に走りはじめた。キャッチしたのは68・5センチ、4・4キロの腹太タマン。
おなかには貝の破片などが詰まっていたという。
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15日、浜比嘉島水深1メートルで4・4キロのタマン
を釣ったうーまくーF・Cの国場将太さん。
餌はシガヤーダコの下足2本掛け
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17日、阿嘉島で3.35キロ、3.14キロ、3.01キロ
などタマンを数釣りした村吉文隆さん(左)
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16日、西州海岸で42.9センチの尾長グレ
を釣った譜久里哲さん
  (釣りPower)
  沖縄タイムス

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