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最後の派遣教師に感謝[ボリビア]OKINAWA

2013年4月25日 - スタッフ公式
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[ボリビア]最後の派遣教師に感謝
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1年間の任期を終え、帰国することになった沖縄県派遣教師の古謝敦子さん(左)と金城睦治さん
=ボリビア・オキナワ日本ボリビア協会ホール
 【山城博明通信員】
沖縄県の派遣制度でオキナワ移住地へ2012年3月に着任した古謝敦子さん(勤務地・オキナワ第1日ボ校)と金城睦治さん(同・ヌエバ・エスペランサ校)が、1年間の任期を終えて帰国することになった。沖縄県からの教師派遣事業は1986年から続いたが、古謝、金城両教諭の派遣で終了となった。
 オキナワ日本ボリビア協会(中村侑史会長)と学校運営委員会主催の両教諭の送別会が3月9日、同協会ホールで行われた。会場には学校関係者や保護者、会員、児童生徒ら100人余りが駆けつけ、両教諭と思い出話などで歓談した。
 中村会長は歴代派遣教師が残した功績に感謝の意を表し、両教諭に対しても「1年と短い期間だったが精力的に児童生徒に沖縄文化、日本語を指導した。また青年会、婦人会への指導、地域行事への協力と、幅広い活躍に感謝している。派遣事業のおかげで移住地はずいぶんと変わった」と述べた。主催者から両教諭へ感謝状が贈られた。
 古謝教諭は「地域の人々に支えられ、無事任期を全うすることができた。派遣教師としての任期を終え沖縄に帰るが、ボリビアと沖縄のために広報活動を進めていきたい」と述べた。金城教諭は「2007年にJICA(国際協力機構)の研修制度でオキナワ移住地を訪れ、以来派遣教師としてボリビアに赴任したいと思い、実現した。任期中、いろいろ取り組んできたが、やりたいことがまだまだある。チャンスがあればもう一度来たい」と述べた。
 両教諭は生徒たちの印象について「純粋でストレートに物事を聞いてきて、『イエス』『ノー』や自分の意見や主張をはっきり言い、非常にやりがいがあった。教師冥利(みょうり)につきる」とコメントした。
  沖縄タイムス

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