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ツナ缶製造 即売会で販売 (宮古島・沖縄)

2013年5月8日 - スタッフ公式
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宮総実3年生、実習でツナ缶製造 即売会で販売 null
実習で原材料のビンナガマグロを解体する生徒たち
=宮古総合実業高校
 県立宮古総合実業高校 (伊志嶺秀行校長) の食品科学科3年生 (25人) が7日、 マグロフレーク油漬缶詰の製造実習を行った。 沖縄近海産マグロを材料に、 およそ700個の缶詰を製造。 11月の県産業教育フェアや12月の同校即売会を中心に一般販売する。
 同校では2年生が5回、 3年生が2回の実習を行い、 年間を通して約7000個の缶詰を製造している。
今回の実習では重さ20~30㌔のビンナガ5匹と60㌔程度のキハダ1匹を使用した。
 頭部と胴体を切り離す最初の工程では、 両面の胸びれの部分から包丁を斜めに入れ、 頭頂部で切り込みがV字に重なるように慎重に刃を進めた。 こうすることで身の歩留まりが高まるという。 次に背面に切り込みを入れて背びれをカットし、 皮を剥いで次々と解体していった。
 午後からは骨や鱗などを取り除くクリーニング、 サラダオイルの注油、 缶に詰めた後の巻き締めの作業を行った。
 2年時の実習で作業の流れを把握していることもあり、 生徒たちは手慣れた様子で作業を進めていった。
豊見山瑞稀さんは 「頭を切り離すときは力が要るため難しい。 販売する物なので、 鱗や血合いなどをきれいに取り除くのはもちろん、 髪の毛などの異物の混入にも細心の注意を払いたい」 と意気込みを話した。
宮古新報

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