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ゴーヤーの日、 全国へピーアール(宮古島・沖縄)

2013年5月9日 - スタッフ公式
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ゴーヤーの日、消費拡大 全国へピーアール
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特売品のゴーヤーを買い求める来場者たち
=JAあたらす市場
 5月8日の 「ゴーヤーの日」 にちなんだ宮古地区キャンペーン (主催・県農林水産物販売促進協議会) が同日、 市内平良のJAファーマーズマーケットあたらす市場で行われた。
ゴーヤーの消費拡大や地産地消推進をピーアールしようと1袋50円の特価販売をはじめ、 料理や加工食品の紹介などが行われ、 会場は新鮮な島野菜を求める買い物客で賑った。
拠点産地でもある宮古島のゴーヤーは県内でも生産量が多く、 近年では若手就農者も増えているという。
 「ゴーヤーの日」 は消費及び需要拡大を目的に県内各地で実施され、 5月8日から 「裏ゴーヤーの日」 にあたる8月5日まで県内外でピーアールしている。 宮古地区では行政や農業関係者が連携して消費者に向けて調理方法などを紹介し、 地産地消や 「安心安全」 を広くアピールするため毎年開催している。
 午前9時から同市場前でセレモニーが行われ、 同協議会の砂川博紀会長 (JAおきなわ理事長) が 「昨年後半から天候に恵まれて宮古島産のゴーヤーは生産量を伸ばし、 県内外で評価が上がっている。 『ゴーヤーの日』 から県内をはじめ全国で消費拡大に全力を注ぎたい。 また冬場でも定着できるようメニューも増やしていく。 いまや全国で定番の食材となり沖縄のピーアールには欠かせないものとなっている」 とあいさつ。
 高良倉吉副知事が 「ゴーヤーが元気になり、 宮古島に元気が出れば沖縄全体も元気になる」 と述べ、 消費拡大に向けて 「ゴーヤーの日」 を宣言。 地元を代表して下地敏彦市長 (代読) が 「ゴーヤーは宮古の主力産品。 生産者が丹精込めて栽培したゴーヤーを消費者にもおいしく食べてもらいたい。 今後も生産者を支援したい」 と激励した。
 JA宮古地区野菜果樹生産出荷連絡協議会の池間義光会長は 「消費者に感動してもらえるような生産に励みたい。 安心安全で高品質なゴーヤーづくりに努めたい」 と話した。 宮古地区の2012年度生産量は約720㌧で30%増加。 近年、 収入の安定とともに若年世代の就農が増えているという。 池間会長は 「今年度も若手を中心にハウス補助への申し込みが多く、 生産意欲は上がっている。 今後も増えていくと期待している。 減農薬による低コスト栽培にも取り組んでおり、 消費者の安心安全につなげたい」 と話した。
 キャンペーンではゴーヤー1袋 (約500㌘) を50円と特価で販売。 会場には大勢の買い物客が訪れて品定めし、 レジには長い行列ができていた。 JA女性部はゴーヤーを使った肉巻きや春雨サラダ、 南蛮漬け、 豆腐などのオリジナル料理を、 みゃーくの味加工推進協議会はかりんとうやチップス、 ジャム、 パイなどの加工品を紹介した。
  宮古新報

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