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珍鳥85種続々 (粟国・沖縄)

2013年5月9日 - スタッフ公式
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粟国に珍鳥85種続々 野鳥の会が撮影
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美しい鳴き声のウソ=粟国村
(山城正邦さん提供)
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コルリの雄の成鳥(山城正邦さん提供)
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パッチリとした目がかわいいミヤマヒタキ
(山城正邦さん提供)
 【粟国】
「ウソ」「コルリ」「ミヤマヒタキ」など聞き慣れない珍鳥・迷鳥が粟国島に続々、飛来。
沖縄野鳥の会(山城正邦会長)の10人が4月27日から29日まで島に滞在し、県内でめったに見ることができない野鳥を撮影し、85種を確認した。
 会のメンバーは、4月に発足した「あぐに野鳥友の会」との交流や野鳥の生息調査を目的に島を訪れた。
約3日間滞在で数多くの珍鳥と遭遇した。
山城会長は「粟国島は沖縄本島にはまれにしか飛来しない渡り鳥たちの中継ルートということを再確認できた。貴重なデータを収集できた」と喜ぶ。
 「ウソ」はスズメより一回り大きく、頭の上と尾、翼の先端部分が黒色。「ヒーホー」と澄んだ声で鳴く。県内で観察報告はあるが、初めて撮影に成功した。
 「コルリ」は全長約14センチ。雄の成鳥は頭から尾にかけて美しい青色。
国内では繁殖のため、本州中部以北に夏鳥として飛来する。
「ミヤマヒタキ」は、全長約12センチ。特徴は、頭部が暗灰色で胸はだいだい色。迷鳥として国内にまれに飛来し、観察記録は少ない。
 あぐに野鳥友の会の四方正良代表(43)は「昨年11月、島全体が県指定の鳥獣保護区に指定された。友の会の会員と一緒に、島の生き物たちの保護と生息調査を進めていきたい」と話した。
  沖縄タイムス

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