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特訓中、高校生仕事クラブ (宮古島・沖縄)

2013年5月13日 - スタッフ公式
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オープン向け特訓中、高校生仕事クラブ
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試作品の料理をつくる高校生仕事クラブのメンバーたち
=市中央公民館調理室
 高校生が地元食材を使った料理の開発から販売までをプロの社会人と連携しながら、 より実践的な仕事を体験する宮古島地域雇用創造協議会の 「高校生仕事クラブ」 は11日、 市中央公民館で開業に向けたメニューの試作と調理や接客のシミュレーションを行った。 同クラブは7月中旬頃に市公設市場内に高校生カフェ 「んまがぬ家」 のオープンを目指している。
 今回はカツオのナマリ節をダシにしたラーメン風宮古そばとカレーライスを試作。 プロの調理人からのアドバイスに加え、 三重県多気町で高校生レストランを営む相可高校にも宮古の食材を送って相談した。 あっさり味のそばには季節の野菜を乗せ、 カレーにはじっくりと柔らかく煮込んだ厚切りバラ肉を入れた。
 実際の来客を想定して接客から注文、 調理までのシミュレーションが行われ、 接客業のプロからは 「物腰が柔らかくて悪い印象はない。 オーダーはリラックスして取り、 復唱するように」 とアドバイスを受けていた。 食後、 来客へのアンケートも行った。
 この日は接客を担当した平良美歌さん (宮古総実高2年) は 「お客さんから質問されると戸惑ってしまう。 実際のお客さんへの対応は難しい。 オープンまでに慣れていきたい」 と感想を話した。
 同クラブは県の地域型就業意向向上支援事業として実施。 商品の開発から仕入れ、 調理製造、 接客販売、 コスト管理まで高校生が社会人の助言・指導を受け、 「金銭をもらって商品を提供する」 ことを学んでいく。
  宮古新報

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