ホーニフビーチを清掃 JTB協力会や川平地区住民ら90人
本土ツアー客も参加
「まるごと沖縄クリーンビーチ活動」の一環としてJTB協定旅館ホテル連盟沖縄支部(平良朝啓支部長)は19日午前、川平集落北側の「ホーニフビーチ」で清掃活動を行い、漁具類を中心に軽トラック約10台分のごみを回収した。
島内のビーチ清掃は昨年6月の明石海岸に続いて二度目。今年は、石垣市を最初に県内6カ所のビーチで清掃活動を展開することにしている。
今回の清掃には、JTB八重山会(高嶺良晴会長)の会員や川平地域の住民、市観光交流協会青年部(宮里安一部長)の部員ら約80人に加え、本土からのツアー客10人も参加。炎天下、約500メートルの同ビーチに打ち上げられた発泡スチロールやプラスチック製のウキなどの漁具類や流木、ペットボトル、缶、ビンなどのごみを拾い集めた。
埼玉県から参加した原金一さん(55)・典子さん(53)夫妻は「こんなきれいな海にこれだけのごみがあることにガッカリした。観光で来たが、ビーチをきれいにすることに少しでも協力できて良かった」と話した。
(株)JTB団体仕入企画課長の早田裕一氏は「清掃やバーベキューなどを通し、観光客と地元の人の交流が広がることを期待する。来年も継続したい」と話した。
海岸清掃終了後には底地ビーチで参加者がバーベキューを楽しんだ。
八重山毎日新聞