タイから500人のツアー石垣島観光を満喫
市在住外国人らが通訳
タイの団体観光客500人余りが20日、石垣入りし、石垣やいま村やバンナ公園を訪れた。一行の案内には、英語や中国語、タイ語が話せる石垣在住の外国人と日本人合わせて14人が通訳としてバスに同乗し、八重山のPRに一役買った。
一行は商品販売会社の関連ツアー。スタークルーズ社のクルーズ船で石垣入りした。今後、6月10日まで毎週月曜日に石垣入りすることになっており、4回合わせて2000人余りが石垣島の観光を楽しむ予定。
タイの観光客らはこの日、14台のバスに分乗し、午前9時半ごろから次々と石垣港を出発。バスの車内や訪問先では、タイから同行しているガイドや地元バス会社のガイドの話を石垣在住の外国人らが通訳しながら説明を行った。
このうち、石垣やいま村では、八重山民謡を演奏するアトラクションやリスザルなどが人気を集め、記念撮影などを楽しむ姿が見られた。
この日同行した通訳たちは先月から練習を行い、独自にテキストを作成したり、訪問先を下見したりしてきた。
その一人、フィリピン出身の具志堅モニカさんは「通訳を始めるまではドキドキしていたが、タイの人たちはハートが温かで、楽しく通訳をすることができた。石垣やいま村では八重山の伝統的な家や黒糖づくりの様子、リスザル園などを楽しんでもらえた。
来週も頑張りたい」と話していた。
八重山毎日新聞